オリジナルへのリンク
本文 注釈 現代語訳 ローマ字版
修正版 修正版 修正版
比較 比較 比較

21 少女(大島本)


光る源氏の太政大臣時代三十三歳の夏四月から三十五歳冬十月までの物語

この帖の主な登場人物
登場人物読み呼称備考
光る源氏 ひかるげんじ 大臣
太政大臣
大殿
殿
三十二歳
夕霧 ゆうぎり 大殿腹の若君
冠者の君
大学の君
侍従の君
男君
光る源氏の長男
冷泉帝 れいぜいてい
今の上
主上
桐壺帝の第十皇子(実は光る源氏の子)
紫の上 むらさきのうえ 対の上

上の御方
源氏の正妻
朝顔の姫君 あさがおのひめぎみ 前齋院

桃園式部卿宮の姫君
雲居雁 くもいのかり 女君
姫君

内大臣の娘
大宮 おおみや 大宮
三宮
夕霧と雲居雁の祖母
内大臣 ないだいじん 内の大臣
内の大殿
父大臣
大臣
右大将
大将
殿
朝顔の姫君 あさがおのひめぎみ 前齋院

桃園式部卿宮の姫君
藤典侍 とうないしのすけ 殿の舞姫
五節
舞姫
惟光の娘
惟光 これみつ 惟光朝臣
津守
朝臣
父主
光る源氏の乳母子
秋好中宮 あきこのむちゅうぐう 齋宮
中宮

梅壷
六条御息所の姫君

第一章 朝顔姫君の物語 藤壷代償の恋の諦め

目次 和歌

第一段 故藤壷の一周忌明ける
かけきやは川瀬の波もたちかへり
君が禊の藤のやつれを
藤衣着しは昨日と思ふまに
今日は禊の 瀬にかはる世を

第二段 源氏、朝顔姫君を諦める

第二章 夕霧の物語 光る源氏の子息教育の物語

目次 和歌

第一段 子息夕霧の元服と教育論

第二段 大学寮入学の準備

第三段 響宴と詩作の会

第四段 夕霧の勉学生活

第五段 大学寮試験の予備試験

第六段 試験の当日

第三章 光る源氏周辺の人々の物語 内大臣家の物語

目次 和歌

第一段 斎宮女御の立后と光る源氏の太政大臣就任

第二段 夕霧と雲居雁の幼恋

第三段 内大臣、大宮邸に参上

第四段 弘徽殿女御の失意

第五段 夕霧、内大臣と対面

第六段 内大臣、雲居雁の噂を立ち聞く

第四章 内大臣家の物語 雲居雁の養育をめぐる物語

目次 和歌

第一段 内大臣、母大宮の養育を恨む

第二段 内大臣、乳母らを非難する

第三段 大宮、内大臣を恨む

第四段 大宮、夕霧に忠告

第五章 夕霧の物語 幼恋の物語

目次 和歌

第一段 夕霧と雲居雁の恋の煩悶
さ夜中に友呼びわたる雁が音に
うたて吹き添ふ荻の上風

第二段 内大臣、弘徽殿女御を退出させる

第三段 夕霧、大宮邸に参上

第四段 夕霧と雲居雁のわずかの逢瀬

第五段 乳母、夕霧の六位を蔑む
くれなゐの涙に深き袖の色を
浅緑にや言ひしをるべき
いろいろに身の憂きほどの知らるるは
いかに染めける中の衣ぞ
霜氷うたてむすべる明けぐれの
空かきくらし降る涙かな

第六章 夕霧の物語 五節舞姫への恋

目次 和歌

第一段 惟光の娘、五節舞姫となる

第二段 夕霧、五節舞姫を恋慕
 「 天にます豊岡姫の宮人も
わが心ざすしめを忘るな

第三段 宮中における五節の儀
少女子も神さびぬらし天つ袖
古き世の友よはひ経ぬれば
かけて言へば今日のこととぞ思ほゆる
日蔭の霜の袖にとけしも

第四段 夕霧、舞姫の弟に恋文を託す
日影にもしるかりけめや少女子が
天の羽袖にかけし心は

第五段 花散里、夕霧の母代となる

第六段 歳末、夕霧の衣装を準備

第七章 光る源氏の物語 六条院造営

目次 和歌

第一段 二月二十日過ぎ、朱雀院へ行幸
鴬のさへづる声は昔にて
睦れし花の蔭ぞ変はれる
九重を霞隔つるすみかにも
春と告げくる鴬の声
いにしへを吹き伝へたる笛竹に
さへづる鳥の音さへ変はらぬ
鴬の昔を恋ひてさへづるは
木伝ふ花の色やあせたる

第二段 弘徽殿大后を見舞う

第三段 源氏、六条院造営を企図す

第四段 秋八月に六条院完成

第五段 秋の彼岸の頃に引っ越し始まる

第六段 九月、中宮と紫の上和歌を贈答
心から春まつ園はわが宿の
紅葉を風のつてにだに見よ
風に散る紅葉は軽し春の色を
岩根の松にかけてこそ見め
このページは再編集プログラムによって8/29/2005に自動出力されました。
源氏物語の世界 再編集プログラム Ver 2.00: Copyrighy (c) 2003,2005 宮脇文経