春の野のうらわか草に親しみていとおほどかに恋もなりぬる (晶子)
第一段 三月晦日、加持祈祷のため、北山に出向く
第二段 山の景色や地方の話に気を紛らす
第三段 源氏、若紫の君を発見す
第四段 若紫の君の素性を聞く
第五段 翌日、迎えの人々と共に帰京
第六段 内裏と左大臣邸に参る
第七段 北山へ手紙を贈る
第一段 夏四月の短夜の密通事件
第二段 妊娠三月となる
第三段 初秋七月に藤壺宮中に戻る
第一段 紫の君、六条京極の邸に戻る
第二段 尼君死去し寂寥と孤独の日々
第三段 源氏、紫の君を盗み取る